一応、大まかな平面図と、断面図を作成。
予算200万円以内では、建坪約10坪が限界でした。平屋にしたらもう少し大きい家は建てられると思いますが、実ははじめはログハウスを考えていて、予算の都合上、無理ということになった経緯があります。その為、ログハウス風の家が頭から抜けきれず、ログハウス風な家を、低予算で建築するにはどうすればいいのだろうか、というところから設計をはじめています。結論はやはり、木造軸組構法で、プレカットを利用して建てるということです。
外壁は、はじめは板張りにして塗装することでログハウス風にすることを考えていましたが、色々と建材の値段等を調べていくうちに、自分でするなら塗り壁にしたほうが、大分安くなることが分かりました。また、メンテナンスに於いても、板張りだと数年毎の塗装が必要ですが、塗り壁(漆喰)だとその必要はなく、耐用年数に於いても優れています。後は上手く塗れるかどうかですが、そこはもう頑張るしかないということで、現段階では、外壁は塗り壁(漆喰)に挑戦という予定になっています。
屋根材の選択は、費用とデザインの面からスレートか、ガルバリウム鋼板の一文字葺きですが、スレートはメンテナンスが大変で苔が生えたりすると大変なことになると思い、設計した屋根は急勾配でメンテナンスが難しいので、やはりガルバリウム鋼板ということになっています。また、ガルバリウム鋼板は軽いので、構造設計や、基礎の設計にも余裕を持たせる事ができます。ロフトがあるので、小屋組のことを考えるとどうしても軽いということが重要になってきます。
平面図の作成では、建築し易いように出来るだけ単純な間取にすることを心がけています。まず、広さですが、縦横3間(約5450mm)が建築し易い点では理想ですが、どうしてももう少し広さが欲しかったので、縦横それぞれ尺5寸(455mm)広く取っています。実はこれが設計上、とても厄介なことになっています。柱の配置間隔や壁の幅などは、基本的には半間(910mm)単位で取られることが多いです。つまり、尺5寸広く取ったことで、柱の間隔などの設計がとても大変になってくるのです。これは、初心者の方は気をつけなければいけないことです。
また、建築部材は半間単位で売られている事が多いです。(例えば、内壁に多く利用される石膏ボードの標準寸法は1820mm x 910mmです)つまりは、半間単位で設計しないと、規格外のものを利用するか、または加工して利用する機会が多くなり、結果、お金と労力が多く掛かってしまうというわけです。大工ならともかく、素人がやることなので、こういうところは設計の段階で極力上手くやっておかないといけません。
また、間取図を描く際には、日当たりや方角を重視することを考えています。デッキは予算が足りなければ省く予定で、まだ実際に建てる土地も決まっていないので、とりあえずという感じで描いてます。
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