予想工期

(大体の予想工期)

地盤調査~基礎工事:3週間
構造材組み上げ:1週間弱
屋根工事:1週間
外壁工事、サッシ取り付け:1ヶ月(湿式のため、他の作業と平行)
電気、給排水、ガス管工事:1週間
床工事:1週間
内装工事:2週間
建具作成:2週間
設備作成:2週間

 

1ヶ月超で、生活ができるレベルまで工事を進めるのが目標。
その後の建具と設備等はゆっくりと作成する。
一日の予定としては、朝、日中は建築作業→夜サイト作成→就寝。
全体の工期としては、3ヶ月~4ヶ月が目安。
実際には、準備と土地探しにとても時間がかかっています。。

作業工程

(作業順序)

土地探し → 地盤調査 → 書類申請関係 → 材木購入 → プレカット依頼 → 鎮魂祭 → 並行して(仮設トイレ、ガスボンベ購入、仮設電源(or レンタル)) → 整地(バックホーレンタル) → 縄張り → 井戸掘り(業者に依頼) → 合併浄化槽設置(補助金制度を利用) → 基礎工事 → 土台組み → 構造材組み上げ → 水平垂直直し → 棟上げ → 屋根工事 → サッシ取り付け → 外壁工事 → 電気工事 → 給排水、ガス管工事 → 床工事 → 建具作成 → 内装工事 → 建具取り付け → 設備作成、取り付け → (完了検査)

 

・土地探しは、山奥の休耕田や、休耕畑を購入して農地転用申請をする予定(要交渉)。
・いずれにしても、購入する土地は、都市計画区域外を予定なので、建築確認はおそらくいらない。なので、おそらく完了検査はいらない。
・材木は、材木屋で購入して、それをプレカット工場まで運搬、加工(要交渉)。
・仮設トイレは自作。
・基礎工事の根切にはミニバックホーをレンタル、あるいは経験者の方に依頼。その時、排水溝等、同時に掘削するところを要リストアップ。
・電気工事は第二種電気工事士の資格保持者に依頼(要交渉)。
・フラット35の審査を申請しようと考えたが、延床面積70㎡以上必要なことがわかったので、却下。

1人でできないところは、おそらく基礎工事のコンクリート打設、棟上げ、電気工事といったところ。

平面図の作成

一応、大まかな平面図と、断面図を作成。

予算200万円以内では、建坪約10坪が限界でした。平屋にしたらもう少し大きい家は建てられると思いますが、実ははじめはログハウスを考えていて、予算の都合上、無理ということになった経緯があります。その為、ログハウス風の家が頭から抜けきれず、ログハウス風な家を、低予算で建築するにはどうすればいいのだろうか、というところから設計をはじめています。結論はやはり、木造軸組構法で、プレカットを利用して建てるということです。

外壁は、はじめは板張りにして塗装することでログハウス風にすることを考えていましたが、色々と建材の値段等を調べていくうちに、自分でするなら塗り壁にしたほうが、大分安くなることが分かりました。また、メンテナンスに於いても、板張りだと数年毎の塗装が必要ですが、塗り壁(漆喰)だとその必要はなく、耐用年数に於いても優れています。後は上手く塗れるかどうかですが、そこはもう頑張るしかないということで、現段階では、外壁は塗り壁(漆喰)に挑戦という予定になっています。

屋根材の選択は、費用とデザインの面からスレートか、ガルバリウム鋼板の一文字葺きですが、スレートはメンテナンスが大変で苔が生えたりすると大変なことになると思い、設計した屋根は急勾配でメンテナンスが難しいので、やはりガルバリウム鋼板ということになっています。また、ガルバリウム鋼板は軽いので、構造設計や、基礎の設計にも余裕を持たせる事ができます。ロフトがあるので、小屋組のことを考えるとどうしても軽いということが重要になってきます。

平面図の作成では、建築し易いように出来るだけ単純な間取にすることを心がけています。まず、広さですが、縦横3間(約5450mm)が建築し易い点では理想ですが、どうしてももう少し広さが欲しかったので、縦横それぞれ尺5寸(455mm)広く取っています。実はこれが設計上、とても厄介なことになっています。柱の配置間隔や壁の幅などは、基本的には半間(910mm)単位で取られることが多いです。つまり、尺5寸広く取ったことで、柱の間隔などの設計がとても大変になってくるのです。これは、初心者の方は気をつけなければいけないことです。

また、建築部材は半間単位で売られている事が多いです。(例えば、内壁に多く利用される石膏ボードの標準寸法は1820mm x 910mmです)つまりは、半間単位で設計しないと、規格外のものを利用するか、または加工して利用する機会が多くなり、結果、お金と労力が多く掛かってしまうというわけです。大工ならともかく、素人がやることなので、こういうところは設計の段階で極力上手くやっておかないといけません。

また、間取図を描く際には、日当たりや方角を重視することを考えています。デッキは予算が足りなければ省く予定で、まだ実際に建てる土地も決まっていないので、とりあえずという感じで描いてます。